子供たちの世界観
以前にもチラッと触れたことがありますが…私には中学3年生と小学4年生の息子がおります。
自分の子供時代なんて遠い昔。しかも、今と昔では時代が違いすぎて、今の子供達の流行や遊び方は自分たちの頃とはだいぶ違ってきています。
人の悩みや問題を受け止め、一緒に考えるには、まずその人が置かれている状況やその人の感情に寄り添う事が一番の近道です。
大人が子供と同じ感じ方や思考回路になるなんて、難しいかもしれませんが、わかろうとする姿勢が大切だと思います。
そこで!私が常日頃から心掛けているのは、子供たちが楽しんでいることを、私自身も楽しんでみること。Youtube観て笑ってるなと思ったら、一緒に見せてもらう。子供の読んでいる漫画は自分も読破。ゲームは割り込んで一回、自分もやってみる。聴いてる音楽はタイトルやアーティスト名を聞いて密かにググる。子供が観ているDVDを一緒に観る。そんな風にしていると、自分の頃と大きく違うのはそのツールであって、子供たち自体は昔とさほど変わってないんじゃないかと言う事に気が付きました。
面白いと思う事、好きなキャラクター、心地良いと感じる音楽など、共有することで、色々な部分で共感や受容が生まれます。「このシーン感動した!」「この登場人物好きだな~」「この歌詞いいよね!」なんてコミュニケーションをとるだけで特別な事をする訳ではないのですが、親子でも友達でも大切な事ですよね。
決して同じ考えにならなくてもいいのです。あなたはそういう風に感じるのね、そういう考え方になるのね…と認め、尊重する事で更なる信頼関係や相互理解が育ちます。
子供のベクトルに合わせてみると、大人の世界だけでは見られない世界が見えてきて、私にとっては新たな楽しみが見つかり一石二鳥。
子供に限らず、自分と違うライフスタイルや違う立場の人がどんなことで楽しみ、どんなことを好きなのかを知ろうとすることは、その人に寄り添う事への近道となることに加え、沢山の発見と喜びがあると思います。