子供の進路
私には現在、中学3年生の息子がおります。受験生です。
先日、学校から進路希望調査票が配られ、困ってしまった事が一つありました。
それは…「保護者の希望欄」
今の時期になると、学校見学、体験入学なども一通り終わり、息子自身、志望校の記入が終わっていました。
「保護者の希望欄書いて出さなきゃいけないから書いておいて~」と渡され、何とも言えない違和感に少々困惑しました。
なぜなら、キャリアコンサルタント目線では、保護者はあくまで進路選択の良きサポート役であってほしいのです。
保護者が自分の子供に「こうなってほしい」「あの学校に行ってほしい」「こんな職業についてほしい」など、希望があること事体を否定するわけではありません。ただ、実際に学校に通い、社会に出て働いていくのは本人なのです。後々、「あの時この学校に行けと言われたから」「あの会社に入れと言われたから」「本当はやりたいことがあったのに」そんな風になってしまっては、悲しいですよね。
親は愛する我が子が、大人になってから苦労しないよう、より良い暮らしができるよう、そんな想いでいっぱいでしょう。しかし、この先の人生において、たくさんの選択肢が待っています。進路そのものを決めてしまうのではなく、決める方法についての助言をしてあげてください。