転機を繰り返す

長く続く線路にも分岐点があるように、人生にもいくつもの分岐点があります。
進学、就職、又は結婚、出産など、生きていく中で予測できるであろう分岐点と、病気や事故など、突発的、又は想定外の分岐点。
人は同時に2つの人生を歩むことはできません。何かを選ぶという事は同時に何かを捨てなければならないという事です。捨てるというと、マイナスのイメージになりがちだけれど、決してそうではないのです。

そういった分岐点を転機と呼び、転機はこれまでの自分を振り返り、そして自分の価値観を見つめ直す機会になります。
何度もそれが繰り返されていく中で、本当に自分が大切にしている事を整理していくことができます。

自然の流れの中で起こる転機だけでなく、自らその転機を見つめることができると、より一層自己理解が深まる事となります。自ら転機を見つめるという事は、例えば現状の生活にぼんやりとした違和感があった際に、原因と向き合い改善に向け行動する事などがそれにあたります。

平穏を愛する人は、できれば転機は少ない方が良いと考えるかもしれません。
転機は自己理解のタイミングであり、自己理解が深まれば深まるほど、人生が豊かになるのではないでしょうか。例えピンチの時でも、それは自分と向き合い、自らを知るチャンスだと考えて欲しいのもです。